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Posted by naturum at

2006年07月03日

20060702の釣果

7月2日 半島 アイナメ46cm、43cm、その他 奥松エリア マゴチランカー



今回も半島への釣行である。
今回は前日夜からの釣行で、最近活性の高い本命狙い。直接半島へ。余裕があれば帰りに奥松エリアに寄るプランを立てた。
前日朝に地震があった。普通ならネガティブな捉え方をするのだが、昨年の夏頃、やはり地震があった後、各所でフラットが爆釣した実績がある。我的には期待を込めていた。

なんとか薄暗いうちに始まりの漁港についた。
早速戦闘準備をしていると、顔見知りの地元爺が話しかけてきた。なんでも午前中、若者達がここから良型アイナメを抜いていったとのことだった。うぬっ!またしても先手を取られたか!
負けじと我も始まりの漁港にて実釣開始。

開始後直ぐに反応あり。期待が高まる。色々コースを変え、岸壁と平行にキャストのワンアクションにアタリ!が暫らく送るも引き込みが無い・・・。「平目は40数えてから合わせるべし」の言葉もあり、ゆっくり40カウント後合わせるもすっぽ抜け。当たり方と傷からしてマゴチの小型と判断。ますます期待が高まるものの、その後反応が無くなる。最後に角からきついブレイク目掛けてキャストの着底後直ぐにHit!30cmそこそこの小ネウであった。当然R対象だが、活性が良い為か針を飲んでいて出血。やむなくキープ。移動を決意。隣の漁港へ。

そこは昨年の地震の後フラットが爆発したポイントである。が、すでに先行者があり投げ竿が数本だしてあった。クーラーがあいていたので覗きこむと、小物の中にセッパが混ざっていた。ふうむ。居るらしい。その後探るもアタリ無し。期待外れであった。投げ竿の持ち主の親子連れ2組も帰る準備を始めていた。そこで残念な光景を見た。

そこは堤防の正面に「ごみすてるな」とペンキで大きく書かれている。その直ぐそばで自分たちが出した釣ゴミを集め火を点けたのだ。オイオイナンカノ宗教ギシキカ!言語道断である。釣人のモラルを疑われとんだとばっちりを受けるのも嫌なものだが、小さい子供たちの前でそういう事を平然とやってのける。そんな家庭環境で育つ子供は一体どう育ってしまうのであろうか?そう言えば始まりの漁港でも、明らかに小さな子供、しかも救命具一切無しの状態で堤防に登らせて釣りをさせている親子が居た。しかも殆ど放任状態で危険極まりない状況である。これから夏休みも始まる。近頃の若い親達はどう考えているのであろうか?ゴミ問題や人身事故で迷惑を被るのは同じフィールドを釣り場にしている我々であるし、なによりそんな親をもった子供達が心配である。あえて言わせてもらおう。

マナーを守れないなら釣りに来るな!

・・・話がそれた。
その後アタリも無く、常夜灯も点き始め、いよいよ本命時間も終わりが近い。
ポイントを堤防から岸壁へと移動。浅場を広く探り始める。当日は先週末の大潮から徐々に落ち着き始める小潮周りであった。最干潮でも先週よりは下げが小さいため浅場も攻め易いのである。
沖目から探りなるだけ丁寧に攻め船底を掠める。その繰り返しをしていた。

そして数投後、船を掠めた瞬間・・・「ぎゅうん!」明確なひったくる様な大型のアタリ!もちろんビックリアワセ!普段ならすっぽ抜けてその場にへたり込むパターンだが今回は幸運にもしっかりと乗っていた!物凄いパワーで振り回される!負けじとこちらもヘビータックルを信じ強引に浮かす!魚の姿を見てビックリ!「やっべデカイ!」40以下なら抜くことも出来るのだが、明らかにリミットオーバー!タモは車の中。足場が高い為ハンドランディングも出来ない!まずい!だが幸運にも近くにメバル釣りのご夫婦が居り、助けを求めると旦那さんが「直ぐ行くから頑張れ!」と走ってきてくれた。持って来てくれたタモは明らかに小さいが、メバル釣りに来ていた様なので当然である。後はやるしかない!1回目は失敗!魚がドラグを滑らせて潜り込む!フルロックさせていなしながら魚を浮かせ2回目で成功!見るからに太いアイナメであった。旦那さんありがとう!興奮した奥さんは「魚屋でも見たことが無い!」と言ってくれた。たまらない一時である。スケールを当てると46cm!暗いので写るかどうか心配であったがとりあえず撮影。ご夫婦にはお礼にさっき釣った小ネウを差し上げた。それでも「こんな大きいのいいの?」と言ってくれたご夫婦の心の広さに改めて感謝である。

日もとっぷりと暮れ、途中コンビニに寄り一路TV映りの良い最果ての港へ。晩飯を食らってからキックオフまでメバリング。フランスXブラジルが終わる頃にはもう朝。いつもの様に手洗い場で洗顔+洗髪。出発。ほぼ徹夜である。向かう先は先週釣果のあった港である。天気も悪く風もあるせいか誰も居ない!チャンスである。準備を整えポイントへ行くと先週同様堤防のすぐ近くまで刺し網が入っていた。まあ、これが状況なのだから仕方が無い。

早速先週実績のあったポイントへキャスト。するとその1投目「ごん!」風の中でも明らかにそれと分かる大物アタリ!一拍置いてからマアアアアッスルフウッキングウウウウッッッ!!!!←ウルサイ。
どっしりと重さが乗る!昨晩のヤツよりは引かないが明らかに40うpの引き心地である。今回はしっかりとタモを持ってきてある。中層まで魚を浮かせた状態でタモの準備。←これ意外と重要。口でタモを咥えて最後の巻上げ!今回は余裕をもって無事ランディング。43cmの良型であった。その後もアタリは続くものの、Rサイズばかり。楽しいは楽しいのだが・・・。大分だれて来ていて、ラインチェックもせず、少し潰れたシンカーもそのままに続けていた。これが命取りだった・・・。
沖目から探り、足元のケーソンに差し掛かった辺りでまたも大型のアタリ!もらったァァァ!マ(ry!!

「すかっ・・・。」

劣化したラインが潰れたシンカーの角に当たって切れたらしい・・・。やってしまった・・・。誰も居ない港で一人悶絶。傍から見たら只の変態であろう。その後アタリも遠退き雨も降り出したので移動。雨の中転々とするものの一向にアタリ無し。雨が止むまで一休み。が、昼を過ぎても止む気配が無い。後ろ髪を引かれつつも釣果には納得が出来ているので撤収を決意。半島を後にした。帰る途中、矢本の辺りまで来ると雨が止み始めた。うむ!これは行ける!と奥松エリアへ。ポイントに着くと天気が悪いせいか人がまばらであった。これはチャンス!すんなりと1級ポイントに入る。探るとけっこうアタリはあるものの、小さいのかなかなか乗らない。

諦めずに探る。すると「ごん!」明らかな良型のアタリ!ヘビータックルでは無いのでマッスルは出来ない。大きく竿をあおり合わせを入れる!乗った!と同時にとんでもない引きが襲ってきた!「なんじゃこりゃぁぁ!」沖目で掛けた為、ファイトに気が抜けない!この辺りがRockとは違う楽しさがある。それにしても尋常じゃない暴れ方である。我の釣りの歴史の中でも一番長い時間の格闘であった。それもついに終わりの時が・・・。来なかった!残り数mの所で最後の抵抗が始まった!ドラグがどんどん出される!ダウンショットなのでRockの様に強引なやり取りも出来ない!じっと我慢の時が続く!また少しずつ寄せてくる。ドラグが悲鳴を上げながらも近付いてくる。そしてやっと魚の姿が・・・「やっべ!なんだこれ!?」まるでワニを思わせるようなフォルムのマゴチ!明らかにモンスターサイズである!それが・・・



これである。堂々のジャスト60cmのマゴチ。自身初めての海魚60upである。間違いなくメモリアルな1尾である。早速知り合いTEL。曰く「帰りおまえ絶対事故るぞw」などと不吉極まる祝福を頂いた。おかげで安全この上ない運転で帰路についたのであった。

撮影協力のフィッシャーマン泉BP店スタッフ様に感謝!  


Posted by tibayan at 14:14Comments(7)釣果報告